MAGAZINE(初回生産限定盤A)(DVD付)
黒木メイサのフルアルバムです。
てっきり縦長のスリーブケース仕様だと思っていたのですが、届いたらA4サイズのまさにマガジンサイズのジャケットで間違って写真集を注文してしまったのかと一瞬思いました。中には写真や記事があります。
曲の方は最近の洋楽を意識したようなサウンドに統一されています。悪く言えばあまり売れ線ではない、良く言えば彼女の雰囲気を見事に表現しているという路線でしょうか。
レディ・ガガが音楽は聴く時代から観る時代に変わったと言いましたが、その戦略に乗ったような売り方だと思います。中の記事にもありますが、彼女の武器はダンスとビジュアルであり、その全てを融合して曲が完成するというコンセプトのようです。
写真集に豪華PV集にここまで付加価値出さないとCD売れないのかと批判することは簡単ですが、どっちがおまけかわからないような新しい売り方としてこういう方法も今後可能性として広がって行くべきではないでしょうか。
A Magazine - Curated by Yohji Yamamoto
ウォルター・ヴァン・ベイレンドンク(Walter Van Beirendonck)
の発案によるNumber Magazineを前身とする A Magazine。
現在はアントワープ・ファッション美術館の出版。
このシリーズは毎号、世界で活躍する有名デザイナーをキュレイターに据えて好きなように作らせており、巷にあふれるファッション誌とは一線を画しております。
今号は見てのとおり、日本を代表するデザイナー山本耀司のキュレーション。ニック・ナイト、クレッグ・マックディーン、川内倫子らの写真の他、山本耀司xハンス・ウルリッヒ・オブリストの対談をかわきりに、ヴェンダース、シャーロット・ランプリング、アライア、アルマーニ等、豪華メンバーが登場しております。
MAGAZINE(初回生産限定盤B)(DVD付)
レビューはAタイプに記載しましたので、
こちらはAとの違いをレビューします。
まず雑誌の方でグラビアに違いがあります。
23から28ページのグラビアが、
Aタイプはモノトーンの衣装でしたが、
こちらはピンクベースの衣装です。
DVDに関しては、ソロライブ映像で、
パフォーマンスはPVを基調にしていますが、
衣装のバリエーションなどは黒ベースのものが多く、
足の露出が抑え気味という事もあって、
全体的にシックな印象を受けました。
後半の演出はセットなども含めて、
規模の問題もあるのでしょうけど、
大掛かりなセットチェンジなど無く、
ライブショーとしては、やや物足りないという印象。
カメラの見せ方も、やや離れた所からの固定カメラと、
追うブームカメラで編集点は多めなのですが、
表情など寄りの絵が少ないのが気になります。
ただし、前半の「Bad Girl」では、
ベット上で腰ふりダンスがありますし、
終盤のMCでは、
「ライブへの意気込み」「気になってしまうこと」なども収録されているので、
22歳の等身大の黒木メイサを見るには、
なかなか貴重なセットリストになってる気もします。
総じて、ライブ映像であれば、
ブルーレイが出れば、そちらを改めて見たいと思ったので、
Aの方は歴代のPV収録メインで幅広いファン層向けタイプ。
それにに比べて、Bの方はよりコアなファン層向けのタイプという印象です。
MSX MAGAZINE 永久保存版 2
92年夏号から10年の歳月を経て刊行された「永久保存版」は、『いまさらMSXが!?』と、(一部地域で)一大センセーションとなった。
それから丁度1年。「永久保存版2」として再び刊行された今号はどうだったのだろうか。
春に行われた前号のファン感謝イベントで、『次号のテーマは「てんこもり」だ』と言っていた。
果たして、今回のものが「てんこ盛り」だったのかどうか。
今回も、結局「MSXが好きだから」と、購入するMSX人ばかりなのではないか。
せっかく雑誌という形態をとっているのだから、もっと新規ユーザーを獲得できる方向に進むことはできないのだろうか。
MSXは、もっと「何かを作れる」マシンだったはずだ。
たとえば、ツール類を充実させ、エミュレータと連動させ、容易にソフトを作れる環境を整えることはできないのだろうか。
過去の資産・遺産を食い潰すだけの編集方針には疑問を感じる。
Magazine BOOM TINTIN (マガジン・ブーム:タンタンの冒険) (I・P・S MOOK)
ただのトートバック付のキャラクターもの雑誌と思ってパラパラめくってみたらキャラクター解説の他にも映画の分析とか折り込みで映画原作コミックがついていたりと、この手の雑誌では珍しく中身がしっかり作られていました。タンタンファンの私から見ても充実の内容。映画を観る前に予習するのにピッタリでした。