モハメド・アリ かけがえのない日々【字幕版】 [VHS]
1974年のザイールにおけるアリとフォアマンの対戦の記録映画。
圧倒的に不利なアリがフォアマンをノックアウトするシーンは圧巻。
『ロッキー』にやや似たストーリー展開ではあります。
アリのカリスマ性は宗教家のような崇高さをみせている。
饒舌なアリがむしろ自分の不安をかき消すように見える。
ザ・ビートルズ / リメンバー ―親友クラウス・フォアマンが語る本当のビートルズ (ノーウェア/ザ・ビートルズ決定版シリーズ)
文自体は決して上手ではないし、読みやすいとも思えない。
でも一つ一つのエピソードが短く(連載集約本だから)、
時間の合間に気軽に読み進められました。
それにしてもこの人はこんなにも彼らにとって身近な人だったのかと
思わされるようなエピソードの連続で、かなりおもしろかったですね。
よくこんなにいろんなことを覚えているなぁと感心。
リボルバージャケとか、いろんな裏話が満載なので、ファンの方はぜひ。
厚い割には重さの軽い本なので持ち歩いても苦にならず、病院の待合室等
でも読んでいた私です。
ソウル・パワー [DVD]
注文していた、SOUL POWERが届いた。ベストヒットUSAでJBの最盛期として、ちらっと映像を紹介していたのを見て購入を即決。御年41歳のJBは一番脂がのっている頃ではなかろうか。Pay backやCold Sweatを演奏。その他ザイールの地元バンドやファニアオールスターズやスピナーズやビルウィザースなど出演。クルセイダースの演奏場面で非常に若くて長髪なラリーカールトンも出演。JBもよいが、スピナーズが好きだな。公民権運動の時代背景を反映しアーチストの言動に時代を感じる。アフリカはアフリカナショナリズムの熟成期、アメリカは公民権運動後のブラックパワー台頭期。モハメッドアリを神格化し、ブラックコミュニティの連帯を示威する一連の言動は、いとをかし。ずいぶん前に同じアリとフォアマンのタイトル、“キンサシャの奇跡”に視点を合わせたWhen we were Kingsというドキュメンタリーの名作を見たが、要はSOUL POWERの映像はその試合の前夜祭的な音楽の祭典。映像や表現から熱い時代を感じることができる。
ヘビー級王者最強伝説 ザ・トップテン [DVD]
モハメッド・アリ、ジョージ・フォアマン、ジョー・フレージャー、ロッキー・マルシアノ、 そしてジョー・ルイス! 歴代ヘビー級世界チャンピオンたちの名勝負が、これでもかと続々登場するボクシング・ファンにはたまらない絶対お勧めの1作です。映像特典のKO集もこれだけで商品にしても良いほどの長さ(約75分)があります。合計6時間近くがあっという間に過ぎていくまさに至福の超大作です。輸入盤をいち早く購入したのですが、試合の合間に入る解説(当時の時代背景や選手たちのエピソードなど)はマニア心をいっそうくすぐりますが、日本語字幕でないとわからないので少々高くても日本版を購入したほうが良いと思います。
モハメド・アリ/ザ・グレーテスト 1964-74 [DVD]
リストンとの初戦・再戦、フォアマン戦「キンシャサの闘い」までを描くドキュメンタリー。映像クリエーター高城剛氏も絶賛の作品ですが、他のアリ・ドキュメンタリー「チャンピオンへの道」「かけがえのない日々」あたりと比べても当時の「熱狂」が圧倒的なパワーで伝わってくる作品はコレ。版権の関係と思われますが他のドキュメンタリー作品同様、ファイト・シーンは静止画のみとなりますのでファイトシーンをご覧になりたい方はアマゾンで米版VHSをおさがしください。