LADIES&GENTLEMEN
ジャズファンクやAOR、フュージョンまでもが綺麗にブレンドされてスタレビの心地よくも熱いサウンドが味わえました。また随所にクールなソロプレイが入るのも刺激的です。
1はホーンセクションがめいっぱい暴れまくるブラスロック。転調ではスタレビにはお馴染の山本公樹氏のサックスソロや、光田健一氏のピアノソロが超絶技巧をみせ、聴き所です。内側から盛り上がるテーマは10の主題にも通じるエネルギー。2は追い風じゃなく自分の力で走り自らが風になれと歌う疾走曲。根本旋律さすがのキャッチさから勇気が沸いてくるナンバーです。一転3は名曲バラード。シングルの6「会えないよ」もそうでしたがメロの中に透明な泣き所をつくる、氏のコンポーザーとしての凄さをみました。他方4「I Believe〜」ではコンガによるラテン系のリズムで盛り上がります。
5「くちづけ」は柿沼氏の優しいリードVo.に。サウンドも透明感と潤いを持ち始めます。“若すぎたから”というサビも非常に心地よい爽やさがあり、氏の澄んだ声と詞と旋律とが素敵な調和を作り出しました。7「BABY〜」は1が更に妖しく加速するよう。それを担うベースがよく目立つ曲ですね。8「言えなかった言葉」は林氏が地声のハスキーさを活かしたリードVo.でメロウなバラードに。
9「蜃気楼」はアンダルシア的な情熱を下地に異国を彷徨う世界。10はシングルでファンクな打点に乗りグルーヴィにスタレビを感じる曲です。この後に11で数十秒間のゴスペルが続く展開は意図的な繋がりがありますね。それはラストの12のライヴ収録への流れへの橋渡しでもありました。この曲はスタレビと田村直美によるGentleBreeze名義(実は作詞が田村氏、作曲が根本氏)です。ボーナス扱いですが1曲目のブラスロックからの流れと繋がり、案外最後に相応しい盛り上がりでした。田村氏のパワーと技術にも注目です。
Ladies&Gentlemen
スタレビファン暦15年。ノリのよいハード系からせつない失恋バラードまで聴かせるねえって感じです。スタレビを知らない方も楽しめるかも。数ある曲のなかからライブに行ったときに演奏されたらもう!!たまりません。特にBEATに愛をこめてはノリで楽しむ曲なのでかかる率が高いかも!
戦え!キャプテンボニータ [DVD]
つい最近吉村ファンになりました。で買ってしまいました。
下ネタ大好きな私はめっちゃ笑いました。
一応ボニータって書いてありますけど、DVDには
『青柳光一を演じる吉村崇(平成ノブシコブシ)が』って書いちゃってるし、
ぶっちゃけボニータじゃないですねwww役忘れてる時あるしwww
セクハラする吉村さんがすごい嬉しそうで幸せになります。
直美さんとなんしぃさんの未公開映像時の吉村さんが若干優しいのがなんとも。良い人だ!
グラドルだけじゃなくて吉村さんもちゃんと写してくれるのがいいと思います。
なんしぃさんの未公開映像の最後のアップは何の意図が?ファンサービスですか?wwwもっとやれwww
しかし面白いのにすぐ終わってしまって物足りないので星4つ。
だらだら続かないから面白いんでしょうけどねー。
殯の森 [DVD]
カンヌ国際映画祭グランプリを受賞した河瀬直美監督の作品。どちらかというと難しい作品だが、テーマは直球勝負で、表現もストレートだと感じる。映像が美しく、さまよっている森の情景を、独特の音とともにリアルに表現している。
認知症の男性と、その施設で働く若い女性との関わりを描きながら、亡き人への思いのあり方をあぶり出す、もの悲しい作品。ひとりでじっくり見るのが良いかも。