世界遺産〜オリジナル・セレクション〜 [VOL.3 日本の世界遺産編] [DVD]
世界遺産の中でも、屋久島や日光など身近な世界遺産を4ヶ所案内してくれる。私のような旅行好き、世界遺産好きには、入門編としてもうってつけの1本でした。価格から見ても相当安い!!それなのに内容は音楽もナレーションもとても好く丁寧に仕上げられています。身近であってもすばらしい世界遺産が日本にもあるんだと納得させてくれるタイトルでした。このシリーズは世界編も含めて3つのタイトルがシリーズででているようですので、そちらも、ぜひ見てみたいと思っています。
怒らないこと―役立つ初期仏教法話〈1〉 (サンガ新書)
お釈迦様は、「泥棒が面白半分に自分をノコギリで切ろうとしても、わずかでも怒ってはならない」とおっしゃったらしい。
ちょっとしたことでも、すぐにムッとしてしまう私にはとてもじゃないがそんな境地には達することはできないだろうし、正直、私には理解不能な教えである。
しかし、一方で、人に怒りをぶつけた後、とてもいやな気分が残ることも確かで、後悔したことも数え切れない。
そんな凡人のなかの凡人である私が、題名に惹かれて手に取ったのがこの本。
怒りとは何か、怒りの及ぼす影響、怒りの治め方などが、誰にでも理解できるよう、たくさんの例えをあげて説明している。
私が実践しているのが、第4章「怒りの治め方」にある、自分の怒り生まれた瞬間に「これは怒りだ。怒りだ。」と自分の怒りを観る事で怒りをコントロールできるという方法。
ちなみに私は怒りを覚えたとき、「この怒りは1年後でも怒る価値があるものだろうか?」と考えるようにしている。これで、ほとんどの怒りは消えてなくなっているのを実感している(裏返せば、いかに下らない事に腹を立てているかということだが・・・)。
認知療法の一種とも言えると思うが、こんな初歩的な方法でも知らないよりは知っているほうがずっといい。つくづくそう思う。
星4つなのは、私には出来そうもないことも書かれているからで、これはこの本のせいというより、私の至らなさのせいである。
日光東照宮の謎 (講談社現代新書)
真面目で堅実な「日光東照宮」解説本。
内容は、一章は東照宮創建の謎として、何故「家康が神に祀られたのか」、「聖地としての日光の意味」などに対する解説(仮説込み)があり、二章は東照宮に飾られた五千体をこえる彫刻(人物・動物・霊獣)についての分類と解説(宗教的意味についての考察)とに大きく分けられる。
著者が現在、日光東照宮禰宜(神職の職称)・文庫長を勤められているだけあって、文章表現を始め、ちょっと生真面目すぎると言うか、全体的に「固い」印象で、読んでいて面白味があるとは言えないのが残念だが、彫刻の解説は知識として知るには充分すぎるほど詳細。
ただ個人的には、よくテレビ番組等で都市伝説として紹介される、「日光東照宮と徳川埋蔵金の謎」について、無責任なウワサを否定する意味でも、専門家の立場から言及してくれるのを期待していたが、童謡の「かごめかごめ」を表すと言われている鶴と亀が対になって飾られている三神庫や「かごめ紋」の謎についての解説はほとんど無かったのが残念。
東武鉄道Part1 特急スペーシアけごん(浅草〜東武日光),亀戸線,大師線,宇都宮線,鬼怒川線 [Blu-ray]
今まで、様々な運転室展望ビデオを見てきましたが、ブルーレイのこの作品は映像のクリアさが今までとは桁違いでした。(PS3にて視聴)
私は関西在住でこの路線には乗車したことすらないのですが、この動画を見て、今度関東に行く機会があれば、是非乗車してみたいと思いました。
いままでも、乗車したことがない路線の展望ビデオを見たことは何度かあったのですが、こんな気持ちになったのは正直初めてです。
ビコムさんはもちろん、他の会社からも、どんどんブルーレイに展望ビデオを出してもらいたいと思います。
黄昏
ほんとうに、お二人の雑談をそのまま本にしただけの本です。
語られるテーマは自由自在、糸井さんの素晴らしい連想の飛躍に伸坊さんが絶妙な追随ぶり。
電車などで後ろの席でしている話がふと耳に入ったらそれが可笑しくて可笑しくて、聞いているのがばれないように笑いを堪えるのに苦労する、といったたぐいの雑談です。
二読、三読するかと問われれば「???」ですが、一読目は間違いなく楽しめると思います。
少々の落ち込みや嫌な気分ならば、吹き飛んでしまうくらい楽しい本です。
説明どおり重さはとっても軽いのですが、惜しむらくは持ち歩くにはサイズがやや大きい。そして価格も少々高め。
文庫サイズ、価格ならばなお良かったのに…。
そうそう、たくさん掲載されている旅行中の風景写真もとてもきれいで
何よりもお二人の嬉しそうな楽しそうなお顔に心がなごみました。