アット・ジャズ・カフェ・ボサ・エディション
ボサノヴァには以前から興味があったのですが、一体何から聞けばよいのやら・・・と言う時に出会ったのがこれです!!優しいメロディーに自然と溶け込んでいくかんじでとてもリラックスして聞けます。私自身の音楽の幅が広がったような感じになりました(*^_^*)
モントルー・ジャズ・フェスティバル1972 [DVD]
チックがエレピを主体に弾いているので好き嫌いが分かれる作品かもしれない。RTFが好きな人ならもちろん問題ない。私がこの映像で凄いなと思ったのはトニー・ウィリアムスだった。最小限のドラムセットで涼しい顔で余裕をかまし凄い演奏をする。この時27歳。天才少年時代を経てすでにベテランの余裕。ドラムを演奏する人なら観ておいて損はないのでは。
ゲッツ/ジルベルト
僕はジルベルト,アートペッパーが好きなのでこのCD購入しました。ジョビンの歌声が邪魔なんですが(^ ^) このCDでJAZZとしてのレベル維持にはアートペッパーの存在が、とても貢献しています。でも何となく感じるのは、アートペッパーのソロが哀しく聞こえる。いろいろな苦しみを抱えて生きて来た人が持つ、心の底から湧き上がる叫びを感じる。
特に7曲目のソロは、聞いている者に哀しみが伝わって来る。私の心も動揺してしまいます。本当にアートペッパーの渾身の哀しいソロ…絶品です。録音時間は短いですが、音質はイイですよ。アートのソロに心揺さぶられて下さい(^ ^)
イン・コンサート Vol.1 [DVD]
'90年のドイツはミュンヘンでのライブですから、ゲッツが亡くなる1年前の録画です。肝臓癌に侵され、体調も最悪の状態だったのでしょうが、映像からはそんな印象は感じられません。最晩年にもっとも信頼していたケニーバロンをピアノに据えたカルテットで、ゲッツは快調に “Slow Boat to China"や“Seven Steps to Heaven”を演奏します。最盛期の頃から比べると、多少枯れた印象は受けますが、そこはやはりテナーの巨匠。ゲッツらしいメロディアスなアドリブプレーをじゅうぶん堪能できます。全7曲のうち3曲はシンセサイザーが加わり、ベースもエレキベースにとって代わってフュージョンのゲッツが聴けます。個人的には、アコースティックなユニットで4ビートに乗ったゲッツの方が断然いいと思います。
Getz/Gilberto
スタン・ゲッツ、ジョアン・ジルベルト。アントニオ・カルロス・ジョピン、ジョアンの妻アストラッド。音楽に余裕があって、隙だらけのようだけれど、実はポイントポイントにそれぞれが主張する「音」が結構大きい音で入っています。ボリュームを小さくして聞くと邪魔にならないけれど、大きくして聞いてみたり、実際にバンドでコピーしてみたりすると、所謂「癒し系」の音楽ではなく、結構ハードなセッション作品です。ゲッツのソロがテンションコードを使っていないでわりとおとなしめの音選びなので、耳触りがいいのですが、息遣いを感じてじっくり聞くと、改めて聴き応えあり!です。