Namidairo(初回生産限定盤)(DVD付)
2008年の初リリース!! 2曲とも聴きました。
タイトル曲『Namidairo』はアコギ&ストリングスが同居し歌詞とも相まって切ない感じを醸し
出しています。歌詞もこの曲に限った事ではないのですが深読みしようとすると自分の思想
・・・自分像をそのまま投影してるのかなと思ったりもします。
(分かったように話すつもりはない。)
どことなく1st〜4thシングル,1stアルバムに収録されている曲の雰囲気を含んでいる気がするな〜
と思っていたら初期のストック郡からの1曲だとか。
1stの頃からの(と言ってもまだキャリアは浅いので初期も何もないだろうが・・・)昔ながらの
ファンは最近の曲の雰囲気から脱した初期風を吹かしたこのような曲も待ち望んでいたのでは
ないでしょうか?
c/w『I wanna be...』の方もアップ過ぎずスロー過ぎずテンポの良いミディアム調で心地良い
メロディワークで聴かしてくれる曲となっています。 YUIさんの楽曲郡にまた一つ隠れた名曲が
加わりましたね。 また詞も素晴らしいです。
曲に流され気味ですが歌詞に込められたメッセージも感じ取ってみて下さい。
きっと何かの糧となることでしょう。
『Namidairo』は次作のアルバムに収録されるだろうけどc/wは未収録になると思うのでc/wの為
だけでもまたPV&去年発売LIVE DVD Thank you my teensには収録されなかった名曲『umbrella』
のステージングも収録のDVDも付いていたりと・・・この1枚を手に取ることを大いにお勧めしますよ。
シングル恒例の前シングルアコギver.の方も期待しています。
2008年・・・今年もYUIさんがどのような名曲を世に送り出すのか・・・ 期待大です!!!!!
三姉妹探偵団(4) (講談社文庫)
本作品では、結果として多くの殺人事件があったことになります、
三姉妹探偵団の第4巻を読んで、疑問に思ったことがあります。
なくなった人の一人一人の描写が、生い立ちや背景などが駄々草になっていないだろうか。
一人一人、親があり、赤ん坊の頃がある。
もう少し、丁寧にひとりづつの人生を描写してはどうだろう。
死が偶然やってくることはあるかもしれない。
しかし、一人一人の人生には、意味があったことを記録すると、本質に近づけるのではないだろうか。
三姉妹探偵団を読んでいて、少しづつ、違和感が積み重なって来たが、
本作品を読み終えて、それが、人生の描写の不完全さではないかという思いに至りました。
憎悪とか、嫌悪ではありません。
人生の描写を読者にまかせるという姿勢はあるのかもしれないという感じもするので。
I LOVED YESTERDAY
ミュージッククリップ(約17分)
・Good-bye days
・I remember you
・Rolling star
・CHE.R.RY
武道館LIVE(約25分)
・OPENING
・It's happy line
・LIFE
・LOVE&TRUTH
・RUIDO
・Jam
・TOKYO
参考になれば嬉しいです。
三姉妹探偵団 (講談社文庫)
有名なシリーズの第1作目だそうです。
(全く興味が無かったので知りませんでした)
【ストーリー】
三姉妹の家が放火に遭い、
焼け跡からは死体が発見された。
父は出張中だとされていたが、
実際は違っていたようで、
行方不明の状態。
死体が発見されたのは、
父の部屋の押入れだったということもあり、
容疑者として指名手配。
父の無実を晴らすべく、
三姉妹は自ら真相究明に乗り出すことに・・・。
読みやすかったですし、
ストーリーも練られていて、
楽しめました。
赤川次郎さんの作品は、
会話が中心で、
状況説明が少なめのため、
展開が唐突な印象はありますね。
読者自身が想像し、
補うことで完成する作品なのかも知れません。
読み慣れてくると、
読者ひとりひとりが、
自分なりの楽しみ方を持って、
作品に向かうことができそうですね。
ファンが多いのがわかる気がします。
この作品の評価としては、
星4つです。
三姉妹、ふしぎな旅日記 三姉妹探偵団(20) (講談社文庫)
この話を読む前に、イマジネーションという赤川さんの作品を読んでいて、本当に良かった。
そうでなければ話の面白さが半減するだろうからだ。
作中で、三人は過去へそれもドイツへタイムスリップをするが、先生は今の日本人へ、警告しているのだと思う。自分の言葉を三人の言葉に乗せて、私達に伝えたいのだと思う。
それも難しいやり方ではなく、綾子のおとぼけや、夕里子の人に対する真摯な行動、珠美の熱演(!?)などが、柔らかく、かつ鋭く私の心へ響いて来た。
一人ひとりが出来る事は、小さいことかもしれないけれど、やはり自分という人間の自覚を持って生きて行きたいと、心から願った。